古いPC(SVII265)には、Puppy Linux4.3.1日本語版が入れてある。
こちらで、fCraftサーバを動かして、メインPCから接続するのが目標。
当初、古いPCでもMonoをビルド、インストールしようと思っていた。
が、このスペックでmakeなどしたら、どれだけ時間が掛かるか分からない。
あるいは、メモリ不足でハングアップする可能性の方が高いか、、、。
で、Puppy Linuxでは独自のPETパッケージを作成する機能があることを
思い出した。
古いPCでビルドするなんて危険を犯さなくても、PET化してインストールすれば、
簡単じゃないか!
早速、メインPC上のLucid Puppy5.2.5でPET化してみる。
今までにPET化作業はしたことが無く初めてになるので、ちょっと心配。
PET化の方法はココにあるので、その通りにやるだけ。
ビルド、インストールと同じ要領で作業を進めて、make install とするところで
new2dir make install
とやるだけ。
後は表示にそって作業を進めていけば終了する。
Puppy Linux用のmonoを動かすPET |
libgdiplus-2.10-i486.pet
mono-2.10.2-i486.pet
2つのpetファイルが出来上がったので、それをPuppy Linux4.3.1の方でインストールする。
と言っても、petファイルをクリックするだけ。
mono-2.10.2.petは55MBもの容量があり、相当な時間が掛かると思いきや、意外とあっさり
インストールが終了した。
よし、fCraftを入れて.exeファイルに実行許可を与え、関連付けを/udr/bin/monoに設定。
ポチッとな!
何も起こらない!
うん。予想通り(?)
Lucid Puppy5.2.5でビルドしたものが、そのままPuppy Linux4.3.1で動かないことは
想定内なので、メインPCの環境をPuppy Linux4.3.1に切り替えて、同様の作業をした。
「やってもうた!!」
作業が終了してから気がついた。
先に作成したLucid版petファイルと同じ名前で、4.3.1版のpetファイルを作ってしまった。
皆さんPET化作業をするときには、名前の付け方に注意しましょうね!
簡単な説明を付加する事もできるので、解り易くしておきましょうね!
Lucid版のpetを削除して、新しいpetパッケージをインストールする。
OK!!
fCraftが無事に起動!
サーバが立ち上がった!
古いPCで強引にビルドせず、PET化してインストールする方法は大正解だった。
さて、以上で基本的な作業が終了したので、ここからが本番。
立ち上げたサーバへ、メインPCから接続して実際にMinecraftをプレイしてみよう。
fCraftUI.exeを起動して、上段に表示されるアドレスをコピーし、メインPCで
接続してみる。
Failed to connect
You failed to connect to the server. It's probably down!
はいっ??
サーバは落ちてませんが?
何回もやってみたが、結果は同じ。
http://www.fcraft.net/wiki/Installation_Instructions
ココを見ると、Troubleshootingに記載があった。
Other players cannot connect from LAN
1、2、3の手順でやってみるも、まだつながらない、、、。
ん?まてよ、さっきコピーしたアドレスと記述が微妙に違いますな。
http://www.minecraft.net/play.jsp?ip=_____&port=_____
この記述を下の様に修正してみる。
(ここまで来ると、勘が頼り)
http://www.minecraft.net/classic/play/play.jsp?ip=_____&port=_____
オォーーッ!!
接続成功したぁーーー!
Puppy Linux4.3.1でfCraftサーバ起動 |
実際にプレイできることが確認できた。
↑古いPCのサーバ |
↑メインPCで接続している |
推測では、Minecraftの新バージョンが出たのを機に、本家のサイト構成の
変更があったのではないかと。
Puppy LinuxでMinecraftのサーバを建てる為にMonoを入れる為にソースからビルドし、
非力なPCにインストールする為にPET化し、、、。
日本語でOK?状態の作業がようやく終了した。
非常に疲れたが、目標を達成できた満足感はある。
Puppy Linuxの(日本語の)情報が少なくて難儀することが多いが、自分で色々と
試してみるのも面白みの一つと思って、やって行こう。
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