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2014年6月28日土曜日

Lubuntu マウスのポインタ加速調節


Lubuntu で、マウスのポインタ加速は、
メニューから 設定→キーボードとマウス と開いて、マウスタブの
「モーション」で、加速・感度スライダーで調節できる。

なるほど。
加速スライダーの値は、xset で10分の1になる数値で、右に行くほど加速される。
(加速と言うか、<一定時間内の>ポインタ移動量を何倍するかと言う数値だそうですが、、、)
感度スライダーの値は、xset に逆進反映される値で、右に行くほど短い移動量で、加速される。
(110からスライダーの値を引くことで xset での閾値が設定されるらしい。
 スライダーを最も低い10すれば、110-10=100
 最も高い100にすれば、110-100=10 と言う数値が反映される)

両スライダーともに、右へ移動させることで、マウスポインターの移動が加速されるので、
分かり易い作りになっていると思う。

が、残念ながら、感度の調節できる範囲に不満がある。
現状のGUIでは、10~100ピクセルの間でしか閾値の設定ができない。

「加速も感度も一番高い設定にしてるのに、なんか加速が今一なんだよな」と思った
人も居るのではないか。
斯く言う私がその一人。

私は、/home/[ユーザ名]/.config/lxsession/Lubuntu/desktop.conf を編集して
使っている。
このファイルの、[Mouse]セッションにある
AccFactor (加速スライダーでの設定値に等しい)
AccThreshold (110から感度スライダー設定値を引いた値)
を任意に書き換えることで、望みの加速を実現できる(?)

4ピクセルの移動に8倍の加速設定。
(AccThresholdをスライダーで設定できるより小さい値にした例)

この二つの数値を色々と組み合わせて、最適な加速設定を探してみては、、、。



※ 勿論、その気になればzenityなどを使って、GUIで設定できるスクリプトを書くことも
可能でしょう。

2014年6月22日日曜日

初めての zenity

Lubuntu でのダブルクリック間隔の調節用のシェルスクリプトを作ってみた。



初めて zenity を使ってみたので、例によって動作の保証はありません。

スクリプトは読むだけにして、使わないでください。

#!/bin/bash

#mouse_setting_lz01

#ユーザの確認及びパスの設定
current_user=$(whoami)
rc_path="/home/""$current_user""/.gtkrc-2.0"
ini_path="/home/""$current_user""/.config/gtk-3.0/settings.ini"

#ユーザのホームディレクトリに.gtkrc-2.0が存在するかを確認し、無ければ作成して値を書き込み
if [ ! -e "$rc_path" ];then
  echo -n > $rc_path
  echo "gtk-double-click-time=250" > $rc_path
fi

def_time_str=$(grep "gtk-double-click-time" $rc_path)
if [ "$def_time_str" = "" ];then
  echo "gtk-double-click-time=250" >> $rc_path
  def_time_str=$(grep "gtk-double-click-time" $rc_path)
fi
def_time_value=$(echo $def_time_str | cut -c 23-${#def_time_str})

#ユーザの.config/gtk-3.0ディレクトリにsettings.iniが存在するかを確認し、無ければ作成して値を書き込み
if [ ! -e "$ini_path" ];then
  echo -n > $ini_path
  echo "[Settings] " > $ini_path
  echo "gtk-double-click-time=250" >> $ini_path
fi

def_time_str_ini=$(grep "gtk-double-click-time" $ini_path)
if [ "$def_time_str_ini" = "" ];then
  echo "gtk-double-click-time=250" >> $ini_path
fi

#zenityのscaleを使って値を変更
new_time_value=$(zenity --scale --text="ダブルクリックの間隔を設定(ミリ秒)" --min-value=250 --max-value=1500 --value=$def_time_value)

#ダブルクリック間隔変更、設定
if [ "$?" = "0" ];then
  new_time_str="gtk-double-click-time=""$new_time_value"
  if [ "$def_time_str" != "$new_time_str" ];then
    sed --in-place --expression=s/$def_time_str/$new_time_str/ $rc_path
    sed --in-place --expression=s/$def_time_str/$new_time_str/ $ini_path
    zenity --info --text="設定を変更しました。再起動してください"
  else
    zenity --info --text="設定の変更はありません"
  fi
else
  zenity --info --text="キャンセルしました"
fi

2014年3月15日土曜日

ダブルクリック間隔の調節(完結編!)

「ダブルクリック間隔の調節(解決か?)」の続編です。

前回、Puppy Linux(precise-5.7.1JP)での動作確認をしましたが、
今回、Puppy Linux4.31stdJPでも確認がとれました。
おめでとうございます!!(←誰に言ってるの)

これで、永らく悩まされていた、Puppy Linuxでのダブルクリック間隔の調整が
(一応の)完結を迎えました。

実は、現在試しに使っている別のディストリビューションでも、ダブルクリックに関し
同様の問題が起こっていました。
それは、Ubuntu系のディストリビューションLubuntuでのことです。
Lubuntuも軽量で、使い勝手の良さそうな印象で、暫く試用していたのですが、
やはりダブルクリックを認識してくれる間隔が短く、私には苦痛な操作でした。

標準で入っているツール「キーボードとマウス」を開いて「感度」を調節してみるも、
思ったような効果が出ず。
「Openbox設定マネージャ」でマウスタブにある「ダブルクリック時間」を調節しても、
それは、タイトルバー上での操作に関しての調節にしかなりません。

色々検索をしていたところ、「ダブルクリック間隔の調節(解決か?)」で紹介した
ページを見つけました。
Lubuntuでは、 .gtkrc-2.0ファイルが見当たらなかったので新規に作成し、

gtk-double-click-time=1000 の一行だけを書いて保存しました。

※追記4(2015/12/13 21:30)※
.gtkrc-2.0のファイルは、デザインの変更等をすると書き換えられてしまうので、
せっかく記述した"gtk-double-click-time=1000"が消えてしまう場合は、
こちら「ArchBang でのダブルクリック」を参照してください。
Lubuntuでの確認はしていませんが、同様な方法で解決出きるかもしれません。

これを home/(ユーザ名)/に置いて再起動し、PCManFM(ファイラー)で効果が
出ていることを確認。
ところが、他のアプリケーション、GNOME MPlayer、AbiWord、Gnumeric等の
ファイル選択で効果が出ていない。

ウィンドウマネージャやファイルマネージャの守備範囲でない事は分かっているので、
当然考えるのはGTKツールの関係になります。
home/(ユーザ名)/.config 以下に gtk-3.0 なるディレクトリがあるのは知っていた。
ってことは、 .gtkrc-3.0ファイルを作れば行けるんじゃないか、と思いました。
しかし、これは空振りに終わりました。
また色々検索した結果、下記ページを見つけました。
https://bbs.archlinux.org/viewtopic.php?id=157515

おおう、何と言うことでしょう。設定ファイルが違うではないですか。
単純に .gtkrc-3.0 だと思った私が莫迦でした。
先ず、settings.ini が既存かどうか探し、
/etc/gtk-3.0/settings.ini があったのでそれをコピーして .config/gtk-3.0/
へ貼り付け。例の一行を書き加えて保存、再起動。
(※ .gtkrc-2.0 とは置き場所が違うので注意!! ※)

やりました!
GNOME MPlayer、AbiWord、Gnumericでも効果を確認しました。


※追記1(2014/03/15 12:00)※
gtk-double-click-time=1000
1000という数値は1000ミリ秒の事で、ここの数値は適当に変更して試してください。

※追記2(2014/03/15 17:55)※
settings.iniは必ずしもコピーする必要はなく、

[Settings]
gtk-double-click-time=1000

上の様に[Settings]の下に記述すればOKのようです。

※追記3(2014/06/22 13:00)※
↓試しに、zenityを使ってシェルスクリプトで設定できないか、やってみました。
http://aoo10yan.blogspot.jp/2014/06/zenity.html
動かなくても、何かのヒントになれば。

2014年3月13日木曜日

ダブルクリック間隔の調節(解決か?)

 以前から、Puppy Linuxを使っていて不便に感じていたダブルクリックの間隔であります。
ダブルクリックとして認識される間隔が非常に短く、指の自由が利かない老人には、
酷な設定でありました。
 なんとか設定を変更しようと色々やりましたが、ウィンドウのタイトルバーだけに適用されたり、
解決に至っていませんでした、
 今回、別のディストリビューション(Lubuntu)でのダブルクリック間隔の調節を探していたところ、
下記のページに出くわしました。
http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=1920761&highlight=double+click
ここにあるように、.gtkrc-2.0ファイルに、

  gtk-double-click-time=1000

の記述をしたところ、ゆっくりしたダブルクリック(1000は1000ミリ秒だと思います)でも
認識されました。
今のところPuppy Linux(precise-5.7.1JP)での動作確認ですが、取り急ぎ、報告します。
既存の .gtlrc-2.0 を編集(2014・03・16画像追加しました)

しっかしまあ、何年も前に悩んでいたことが解決したんで、喜ばしい限りであります。


※追記1(2014/03/16 5:15)※
.gtkrc-2.0 はGtkテーマを変更すると自動的に書き換えられるようです。
「# -- THEME AUTO-WRITTEN DO NOT EDIT」の範囲外へ追記すれば良いものと
勘違いしていました。済みません。
別途、.gtkrc.mine を新規作成して編集をすれば良いみたいです。
.gtkrc.mine での編集