2016年2月27日土曜日

Scratch はじめの「10歩」でつまずいて


Raspbianには、Scratch(と言うプログラミング環境)が入っているので、使ってみた。
(例によって、一般的な使い方や、入門編の類の話は書かないので、その辺はググってください)

先ずは、ネコを動かすところからなんだけど、
「10歩動かす」ブロックを使っても、10歩動いているようには見えない。

twitter上で悪態をついたところ、翻訳者の先生から返信を頂いたりして恐縮至極ですが、
やっぱり↓こんな風に動いて欲しいよね。
(以後、Web版のScratch 2.0を参照して行きます)
https://scratch.mit.edu/projects/99501857/#editor
 参考:https://scratch.mit.edu/discuss/topic/26943/

でも、 この「10歩動かす」ブロックの肝は、決して「歩」(距離・長さ)ではなく、
どの方向に動くかってことだと思う。所謂タートルグラフィックスと言うもの。
頭の固い老人は「10歩」と言う字面に拘ってしまうが、 子供は「動くことが楽しい」ので、
関係ないらしい。
もし、ここで引っ掛かった人は、『こう言うものだ』と思って、先に進んだ方が
良いかもしれない。
(この辺の話を、教育用のツールとして、どのように説明すべきか等を突き詰めたい人は、
それもまた面白いでしょうが。)

それならば、特性を生かした使い方をしてみよう。


https://scratch.mit.edu/projects/98641324/
タートルグラフィックスならば、小難しいことを考えなくても、この曲がり角で、
どっちを向いて進めば良いかを判定するだけで、コッホ曲線が描ける。
勿論、再帰処理を使えばもっとスッキリしたスクリプトになる。
私は、再帰処理だと、自分が今何処(どの階層)に 居るのか分からなくなるので使えない。
検索すれば、スマートなスクリプトが出てくるので、そちらを参考にして欲しい。

勢いで、作ってはみたものの、制御ブロック等に不思議な違和感があったことを
認めざるを得ない。
https://twitter.com/AO_o10yan/status/698413436561027074
 あるいは逆に、他の言語では構文を組み合わせて作らなければならない一連の操作が、
一つの単純なブロックにまとめられているのを目にした時、不満にも似た感情が沸く
のを禁じ得ない。
ってか、そのブロック使った方が簡単・便利だから使うけどね!!

いずれにしろ、Raspberry PiのOSにRaspbianを使っているなら、非常に面白いので、
使ってみるべきだと思う。

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