2011年8月12日金曜日

Puppy LinuxをFull installで使う

「Puppy Linux 日本語版」のサイトには、動作条件として128MBで動く旨記載されている。
が、マニュアルには、
「フルインストール」ではパピーを通常のリナックスと同じ様にハードディスクにインストールします。メモリの容量が256MBよりも少なかったら、この種のインストールは良いと思います。
と書かれている。
自分のデスクトップPCはこの条件に当てはまるので、素直にFull installをしてある。

また、デスクトップPCには、Frugal installもやっているので、チョット比べてみた。
完全に同じ条件とは行かないが、

  ウィンドウマネージャ・・・IceWM
  デスクトップ・・・・・・・Idesk(+ Conky)
  Webブラウザ・・・・・・・Opera 11.50

この条件でYouTubeの同じ動画を表示再生してみた。

以下がその時のConkyが表示した値
  ・動いているプロセス数は同じ55
  ・CPUはともにほぼ100%(95%~100%を行ったり来たり)
  ・使用RAM(最高値)
    Full    81.71MiB
    Frugal  72.46MiB
  ・Swap(最高値)
    Full    47.55MiB
    Frugal  58.97MiB

これを見る限りでは、メモリの使い方に違いがあるように感じられる。
意外(?)にも、RAM使用料はFull installの方が多く、その代わりSwap領域の使用はFrugal installの方が多い。

非常に乱暴な言い方をすると、Frugal installの方がスワッピングが頻繁に起こる事になる。
自分のPCではHDDも高速とは言えないので、スワッピングが頻繁に行なわれると、それだけで操作性が悪くなってしまう。操作をしなくとも、動画を再生させていると、その動きには差が見られる。Full installの方がコマ落ちしながらも、まだ見られる状態で、Frugal installでは画像と音声のズレも激しく、チョット我慢できる範囲とは言い難い。

確かに、Puppy Linuxの特徴を活かすにはFrugal installが最適だとは思うが、低スペックパソコンの再利用と言う点では、Full installに分があるように思えて来る。
飽く迄、私見と言う事で、、、。

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