日本語まわりの設定をやりたいところだけど、せっかくなので、
ウィンドウマネージャ無しの状態をもう少し味わってみる。
先ずは現状を確認するために、デフォルト(共有の設定ファイル?)
として読み込まれる
/etc/X11/xinit/xinitrc
を覗いてみる。
xinitrc は大きく三つの部分に分かれているように見える。
前段は、XresourcesやXmodmapが存在した場合は、それらを読み込む。
(但し、特別に用意しなければデフォルトでは存在しなかったり、非推奨な
設定ファイルなりなので、ここは気にしなくて良いと思う。ってヲイ!)
中段は、/etc/X11/xinit/xinitrc.d ディレクトリ内の実行可能ファイル
(スクリプト)を順次実行させる。
後段が、
twm & xclock -geometry 50x50-1+1 & xterm -geometry 80x50+494+51 & xterm -geometry 80x20+494-0 & exec xterm -geometry 80x66+0+0 -name login
twm(ウィンドウマネージャ)、xclockはインストールしていないので、
"command not found"と言われる。
(このエラーでXの起動工程が止まる訳じゃない)
xterm(端末エミュレータ)は、"-geometry"で、サイズ、位置を指定して
起動される。
一般的にサイズは、横幅x高さをピクセル単位で指定するが、
xterm の場合は文字数x行数になるので注意されたし。
/etc/X11/xinit/xinitrc を適当に書き換えて xterm を一つだけ起動し、
そこから別のウィンドウを起動させる。
プロセスIDを指定して kill すればウィンドウを閉じることもできる。
(画像では、xterm しか起動していないので、その上で exit するば良いけど)