2015年2月21日土曜日

Arch Linux 個人設定用メモ

こっから先は、(統合)デスクトップ環境をインストールしても良し。
ディスプレイマネージャ、ウィンドウマネージャ、ファイルマネージャ等
各種マネージャ類を単独に組み合わせてインストールするも良し。
日本語入力も、好きなインプットメソッドを使えば良し。
アプリケーションに至っては、、、。

なので、個々のパッケージのインストールや設定を書いておいても、あまり意味がない
かもしれない。

それでも、書いておきたい自分用メモ。

①前回やり残しているユーザ別ロケール設定
~/.xinitrc 内で
export LANG=ja_JP.UTF-8
と記述する。

②日本語入力のインプットメソッドを使うための設定

    export GTK_IM_MODULE='uim'
    export QT_IM_MODULE='uim'
    uim-xim &
    export XMODIFIERS='@im=uim'

↑のような環境変数の設定を何処に書くか?
「~/.xprofile、~/.xinitrc、~/.xsession などに設定します」
「など」と言われても解らんし。

自分の少ない経験では、~/.xprofile を読み込むディスプレイマネージャ
(例えば、LXDM)を使っているなら ~/.xprofile に、
そうでなければ、~/.xinitrc に書く
(DMの中には~/.xsessionを読み込むものがあるらしい。XDMとか?
 その場合は、~/.xsession に書き込む ←未検証

③マウスカーソルテーマの変更
~/.icons フォルダを作成。
更にその下に、default フォルダ作成(~/.icons/default)。

GNOME-Look.org あたりから、適当なテーマを落として、
~/.icons に(解凍して)入れる。
大概テーマのフォルダ内に index.theme があるので、それを
~/.icons/default に入れる。
index.theme をエディタで開いて、
name=xxxx とあるのを、Inherits=xxxx に書き換える。

この Inherits の書き換えをすれば、Xの再起動などしなくても、
カーソールテーマの変更が反映される。

④壁紙の表示
feh の使用 ⇒ Fluxboxのテーマを設定してる場合は、
Fluxboxのテーマ自体がbackgroundを持っているので、それを
コメントアウトしとく。と言っても、起動させる順番を変えれば
良いだけかもしれないけど、、、。
(Fluxboxパッケージのアップデートがあるとテーマも上書き
 されちゃうので、ファイル名変更しとくのも手かも)

2015年2月6日金曜日

Arch Linux デスクトップを整えるその前に

Xでのデスクトップ環境を整えていく前準備

①KEYMAPの設定
先ずはコンソール上の設定。
# nano /etc/vconsole.conf

KEYMAP=jp106
(上記記述後保存)

続いて、X上の設定
# nano /etc/X11/xorg.conf.d/10-keyboard.conf

Section "InputClass"
    Identifier         "Keyboard Defaults"
    MatchIsKeyboard    "yes"
    Option             "XkbModel" "jp106"
    Option             "XkbLayout" "jp"
EndSection
(上記記述後保存)

※特記事項※
上の2つのファイルは既存では無いので、ここで新規作成に
なると思う。

②タイムゾーンの設定
ここでは、ハードウェアクロックをUTCとして認識させ、
タイムゾーンを設定することによって、日本時間(UTC+9時間)
を使うようにする。
# ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
# hwclock --systohc --utc

# nano /etc/adjtime で確認。

(これで時間が9時間進んでしまう場合は、
 # timedatectl set-time "2015-02-06 10:17:16"
 上記のような形式で、日本時間より9時間前の時刻に設定する)

※特記事項※
# hwclock --systohc --utc の実行によって、/etc/adjtime ファイルが
自動的に作成される。
ハードウェアクロックをUTCとして認識するか、ローカルタイムとして認識するかは、
ハード的に保持されていないので、このファイルを使って読み取る(らしい)。
(Windowsとのデュアルブート等の理由でローカルタイムにしたいときは、
 # hwclock --hctosys --localtime にして、タイムゾーンをUTC+0時間地域に
 設定する手(??)も考えられるけど、ここは素直にUTCとして認識させる)

③ロケール設定
# nano /etc/locale.gen

en_US.UTF-8 UTF-8
ja_JP.UTF-8 UTF-8
↑の行頭 # を削除してアンコメント後保存。

# locale-gen

※特記事項※
/etc/locale.conf で環境変数に LANG=ja_JP.UTF-8 を指定するのが一般的
なのかもしれないが、システム全体ではなくユーザ毎に設定したい。
なので、/etc/locale.conf は編集しない。

ユーザ毎の設定は、~/.xinitrc 内で
export LANG=ja_JP.UTF-8
と記述する。
ユーザ毎の設定を、~/.bashrc に記述する方法を紹介しているところもあるけど、
ログイン直後のコンソールで日本語指定するのはどうなんだろう。
ってことで、X上で反映させるように ~/.xinitrc の方でやる。
(ユーザを追加していないので、まだやらないけど!)
(尤も、日本語指定しない選択肢も十分考えられる)

④ユーザの追加
# useradd -m -g users -G wheel -s /bin/bash 〈ユーザ名〉
# passwd 〈ユーザ名〉

⑤sudoers の編集
useradd のときに、wheelグループにしているので、このグループで
sudo を使えるようにする。
(面倒くさいので、visudo は使わない。絶対に真似しないでね!!)

# nano /etc/sudoers

%wheel ALL=(ALL) ALL
↑の行頭 # を削除してアンコメント後保存。

rebootして、追加したユーザでログインし直す。